子供を褒める前に考えたいこと

<<子供を褒める前に考えたいこと>>

「子供は褒めて伸ばそう!」という言葉をよく耳にすると思います。

怒ってばかりだと「自分はダメなんだ」と思い込んでしまったり、自発的な行動や思考などができなくなってしまったり、子供の可能性を狭めてしまうこともあるので褒めて伸ばすことには大賛成。

自己肯定感を高めていくためにも褒めてあげることはとても大きな意味をもちますし、何よりも活発な行動や考えができるようになり次へのステップもスムーズに進んでいくことができるようになると思います。

ただ、なんでも褒めればいいというものではないと思います。

どんなことでも褒めていたら子供は勘違いをしてしまうかもしれませんし、褒められることに慣れてしまうと褒めてもらえなかったときの反動や自分の力を過信しすぎてしまうことになります。

褒めて伸ばす

何事もバランスが大切

どんなことでもバランスが大切です。
「褒める」ことにおいても、褒めてばかりいるとそれ自体が普通の事となってしまい効果がなくなったり、逆にいつも褒められないといけないと思うようになってしまうことも。

褒めて伸ばすうえで必要なのは何でも褒めるという考え方を捨てることからはじまります。

褒めること自体は誰でもできますが、叱ることや敢えて褒めない場面をつくることは子供の成長や性格などから個人差があるものです。

また、褒められすぎることによる弊害もあります。
いつも褒められなければいけないと思うようになったり、親が望むことだけを頑張る子供になってしまうことも起こりえることです。褒めることはとても良いことですが何も考えずに褒めてばかりいると正しく力を伸ばすことができなくなってしまうかもしれないのです。

しかるべき時はちゃんと叱る、子供が簡単に出来てしまうことなどは敢えて褒めない、本当に頑張ったことは成果がでなくても褒めてあげるようにしていくことが望ましいと思います。

結果だけではなく過程をみて褒めてみる

結果だけ褒めるのではなく、それまでの過程や頑張りといった部分を褒めてあげることで子供はグンと成長をします。

例えば、算数の同じ問題を2人の小学生が解いたとしましょう。
その時、A君は簡単に答えを導き出すことができたのに対し、B君は時間をかけて何度もチャレンジした結果正解までたどり着いたとします。その場合、2人に「よくできたね」という言葉を掛けてもそれは全く意味の違う言葉の内容になります。

A君は「あたりまえだよ」と思うかもしれませんし「こんな簡単な問題でも褒めてくれる」と思うかもしれません。B君は「頑張って成果が出たことを褒めてくれてうれしい」と思えますし「ちゃんと過程をみていてくれたんだ」と感じることができます。

A君の場合は簡単に出来てしまうので結果を褒めるのではなく過程や道筋、勉強に取り組む姿勢や気持などほかの部分も含めて声をかけてあげることでB君のように感じることができます。もちろんB君も結果だけでなく過程を褒めてあげることが大切。

結果だけを褒めるということは、どんなことをしてでも結果が良ければいいという方向にいってしまうことがあり、途中や過程を省いた結果ありきの考え方しかできないようになってしまう可能性があります。

たとえ結果が良くなかったとしても、その結果に対して怒るのではなく過程や頑張りを褒めてあげることが褒めて伸ばす教育・子育てなのです。

大げさな言葉ではなく子供に寄り添う言葉で

小学生にもなれば少しづつ大人に近い考え方やモノの見方ができるようになってきます。

幼児期のように大袈裟に褒めたり繰り返し何度も褒めることは逆効果で、子供の気持ちに寄り添うような言葉で褒めてあげるほうが効果的です。

子供に問いかける形で聞いてみてもいいと思います。
「どうだった?」ときいた時に、「別に簡単だった」「どうってことない」と言うケースもあれば、「すごい頑張った」「大変だった」と感じるケースもあります。

「簡単だった」ということに対してはいい意味でスマートに声をかけ、「すごい頑張った」ということに関しては気持ちに寄り添って褒めてあげましょう。

子供の気持ちを汲み取って子供の考えや意見を尊重してあげることも褒めるうえで大切な要素です。自分の気持ちを尊重してもらえると自己肯定感も着実に伸びていきます。


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