学習計画表をつくってみよう

<<学習計画表をつくってみよう>>

勉強

小学生にとって自宅での学びの習慣作りはとても大切にしていきたいことのひとつです。

中学生以降は学ぶ範囲も広く深くなり学校の授業だけで全部を覚えたり理解したりすることが難しくなりますし、授業スピードも速くなりますので、自宅での予習や復習などの学びに質がそのまま学力の差となっていくといっても大げさではありません。

小学生のうちに自然な学びの習慣や環境をつくっておくことで、将来の土台を培っておきましょう。

それぞれの生活スタイルや環境のなかで、より良い学びの習慣をつくっていくために「学習計画表」をつくってみよう。

「学習計画表」

小学生の勉強


「学習計画表」はキチンと宿題や勉強を終わらせたり、習慣的に学ぶ環境をつくっていくのの役立てていくことができます。

「学習計画表」をつくるメリット

「学習計画表」をつくることで期待できる効果やメリットなどを考えてみましょう。

・勉強をやる時間を決めることで学ぶ習慣を定着
いつ・どの時間帯に勉強をしていくかを決めることで学びの習慣を自然につくっていくことができます。例えば〇時から〇時までは勉強の時間、1日〇〇分を勉強の時間に充てる、というように時間を決めておくことで、その時間になったら勉強モードへと切り替えをしていくことができるようになってきます。

・やるべきことが明確になるのでモチベーションも上がる
今日は何をしよう?と考える必要がなく、目標や目的に応じてその日に勉強をすることが明確。毎日のノルマを決めたり勉強をする範囲や分量を決めておくことで効率よく勉強を始めることができますし、やる気やモチベーションもアップします。

・達成感を味わうことができる
進捗度や進み具合などが分かるので達成感を感じることができて意欲もアップします。自分が取り組んだ成果を振り返って自信を積み上げていくこともできますし、それが継続した学びの土台となります。

・焦らずに勉強を進めていくことができる
例えば夏休みなどの長期休みは課題・宿題が溜まりがちになってしまいますが、計画的に取り組んでいくことで焦らずに進めていくことができます。為て一気に勉強をすると負担も大きいですし効果的な勉強ができませんので、コツコツと日々の学びを積み上げていきましょう!

「学習計画表」の作り方

いくつか「学習計画表」の作り方のヒントを紹介していきたいと思います。

・目標を立てて長期・中期・短期に落とし込む
まずは大きな目標を立てましょう。どんなことでもいいですが、できれば大きな目標は高めの設定が望ましいと思います。そのうえで、長期的な目標、1ヶ月~2か月程度の中期な目標、そして1日や1週間といった短期的な目標を立てていくと良いでしょう。中期・短期はできるだけ具体的な目標を立てて、やるべきことを明確にしていくこと。長期⇒中期⇒短期と落とし込んでいくことで、質の高い学習計画を立てやすくなります。

・全体を考えて1日に割り当てる
例えば夏休み期間にやるべきことを全体で考えて、1日の学習分量や学習ノルマなどを考えていくようにしましょう。こういった場合は1日〇時間勉強をするといった時間で区切るよりも、1日〇ページというように分量で区切っていくと良いでしょう。時間で区切ると足りなかったり余ってしまったりしてしまいますが、分量で区切ることでメリハリのある勉強ができます。

・ゆとりをもった計画を立てよう
はじめからガチガチの計画を立てると計画通りに進めていくのが難しくなります。予備日や日々の学習にもゆとりをもった計画を立てていくことが大切。体調を崩してしまったり急に用事が入ることもありますので、余裕をもって計画を立てるようにしていこう。

・適時、柔軟に計画を変更してもいい
最初に立てた計画がうまくいかない時は、適時計画を変更していきましょう。一度決めたから!という気持ちもあると思いますが、負荷がかかりすぎてしまったり勉強へのモチベーションが下がってしまうこともあるので、臨機応変に対応していくことが大切です。

・見える化することで意欲をアップ
例えば計画表をつくって壁に貼って、できた日はシールを貼ったりマークをするなどの「見える化」をすることでモチベーションも上がります。ここまで出来たら好きなことができる!とか、ちょっとしたご褒美制度があるのも楽しいと思います。

親子で一緒に計画を立てよう

親子で一緒に「学習計画表」をつくっていくことをおすすめします。その時に大切なのは「子供の意見を優先に考える」ことです。

「こうやってみたい!」「これができるようにしたい!」という意欲や目標もそうです。

それらを聞いて「〇曜日は習い事があるからもうちょっと少なくしたら?」とか「日曜日は勉強を見てあげられるから一緒に頑張ろう!」などのアドバイスをしていくことで良い「学習計画表」になっていくと思います。

また、負担が大きくならないようにしていくようにしましょう。負担が大きいとそれだけでモチベーションも下がってしまいますし、計画をこなしていくことが目的になって本来の学習面への効果も下がってしまいます。

無理のない学習計画を立てて自宅での学びを充実させていこう!!


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