生活のルールを決めていこう
<<生活のルールを決めていこう>>
新年度や長期休み明けなどは、新しいスタートとなり子供の気持ちも引き締まってモチベーションも高くなります。
そこで、生活習慣を見直したり決めごとをつくるなど、子供と一緒に今までの生活や学習を振り返ってこれからの土台をつくってみましょう。
何よりも規則正しい生活習慣は意欲を引き出していく土台となります。ダラダラしてしまうと疲れもなかなか取れませんし、意欲・やる気もなかなか上がってきません。
自宅でのルールやタイムテーブルをつくって、新年度・新学期のスタートを意欲的にしていこう!
子供と一緒にルールをつくろう!
生活習慣や学びの環境を見直していくときは、必ず子供と一緒に振り返ったり考えたりしていきましょう。子供の考えや意見なども聞きながら、一緒にルールをつくっていくことが大切です。
自分で作ったルールだからこそ頑張って守ろうとしますし、納得してルールを決めていくことで意欲的に生活を送ることができると思います。
それでは、いくつかの角度から生活のルールなどを考えてみましょう。
起床時間・就寝時間
まずは基本的な生活習慣の軸となる起床時間・就寝時間について。
早寝早起きの習慣を身につけていけば朝食もおいしく食べることができて午前中からボーっとしないで元気に過ごすことができます。
「○○時までには寝る」「朝は○○時に起きる」という決めごとをきちんと決めておくこと、できれば帰宅後や朝起きてからのタイムテーブルをつくると規則正しく生活をできるようになると思います。
勉強の時間
学校から帰ってきて、宿題をやる時間、家庭学習をする時間をきちんと決めておきましょう。
よく学年×10分と言われますが、個々それぞれ環境も違うと思いますので負荷がかかりすぎないように計画的に進めていくことができるようにしていきたいですね。
いつ・どこで・どのくらい勉強をするのかをキチンと決めてもいいですし、曜日ごとに〇時~〇時が勉強の時間というようにルールをつくってもいいと思います。
ゲームやテレビの時間
テレビを視聴する時間やゲームで遊ぶ時間についても決めごとをつくっておくことをおすすめ。
テレビは平日は〇時間・休日は〇時間、ゲームは勉強が終わってから遊ぶ、寝る前はゲームをしない、というように明確にルールとして決めておくことでメリハリのある規則正しい生活をすることができるようになります。
スマホやタブレットなども一般的になっているので、テレビやゲームも含めてすべてのメディアで利用時間を決めていくのもいいでしょう。
お手伝い
1日1つでも「お手伝い」をするようにしていきましょう。「お風呂を入れる」「玄関のお掃除」「夕食の手伝い」などなど、生活の中でお手伝いを!
役割を与えて責任感を持って行動をする原動力になりますし、人のために行動をしたりする気持ちも芽生えてくると思います。
自分でできることも増えていきますので、どのようなお手伝いでも1日1つは子供に任せてみましょう。
目標をつくってみよう
これから「やりたいこと」「できるようになりたいこと」などの目標を立ててみるのもいいと思います。
年度や学期の区切りに、自分で目標を立てて頑張る計画をつくることでモチベーションを高めていくことができますし、生活や学びへも意欲を持って取り組んでいくことができるようになるでしょう。
どのような目標でもいいので、子供が「やるぞ!」「頑張るぞ!」と思う目標、頑張れば達成ができそうな目標を立ててみよう。
仕組み作りも大切です
上記のようにルールや決めごとをつくっても、いざ実践していく中でだらけてしまったり忘れてしまうことも多いと思います。
ルールや決めごとを守りたくなるような仕組み、意欲を持って取り組みたくなるような仕組み作りも大切。
表をつくってチェックやシールを貼ったり、継続して出来たらご褒美を用意してもいいですね。
習慣化していくことが大切なので、無理なく楽しく取り組んでいくことができるような仕組みを各家庭で子どもと一緒に考えてみましょう。
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