苦手な国語を克服する3つの方法
<<苦手な国語を克服する3つの方法>>
小学校だけでなく中学以降も中心となる教科「国語」。苦手意識がある児童も多い教科です。
一方で日本語は日常の生活の中で自然に使っている言語です。親子の会話や友達とのおしゃべりでも日本語を使いますし、日常生活において基本となっているのが日本語でもあるのです。
そして全ての教科の土台となっているのも国語。
各教科の教科書は日本語で構成されていますし、解説や説明などを読んで、先生が言っている言葉を聞いて、たくさんの問題を解いて学力は定着していきます。
「国語」に苦手意識がある場合は、なるべく早めに苦手を解消しておきたいですね。
小学生が国語の苦手を解消する3つのアプローチ
小学生が苦手な「国語」を克服・解消していくための学習アプローチを3つの視点から紹介したいと思います。
◆ まずは読解力を身につけていこう
国語が苦手な原因の多くは「読解力」が身についていないからです。作者が言いたいことや主人公がどんな気持ちなのかなど、文章の内容を読み取って自分で整理する力が「読解力」なのです。効果的な学習法としてはやはり「音読」が効果的です。すらすらと読めるようになってこそ書いてある文章の理解もスムーズに読み取ることができるようになります。その他、読書をする習慣やたくさんの文章に触れていくことも良いでしょう。まずは1日15分程度でいいので文章を読むことを継続していくことで読解力を培っていくための土台がつくられるでしょう。一緒に本を読む時間を親子で作ったり、低学年であれば読み聞か背なども効果的だと思います。
◆ 知識は繰り返しと生活の中で覚える
漢字や熟語、ことわざ、慣用句など、様々な知識や語彙力などが不足していることで苦手が出てしまうことがあると思います。こういった知識の定着にはやはり繰り返し学習が効果的です。宿題で毎日漢字練習がある小学校も多いと思いますし、小テストなどで漢字の定着を確認している児童も多いと思います。地道だけどやはり毎日の繰り返し学習はとても大切な事なので、できれば漢字への興味を引き出していくような学びができるといいと思います。さらに日常生活とも非常に密接しているのが国語。街に出れば看板や標識など様々な漢字が使われていますし、テレビをつければことわざや慣用句なども出てきますよね。「これは何て読むの?」「どういう意味だろ?」というように、日常生活から国語力を伸ばしていくような取り組みを実践してみよう。
◆ 文章問題を定期的に解いてみよう
問題をたくさん解くということは、読解や記述などの練習をたくさんすることができるということです。色々な文章に触れることもできますし、出題の意図や何を求められているのかもわかるようになってきます。繰り返し問題を解くことでコツもつかめてくるようになるでしょう。授業の復習として通信教育で復習をしたり、短時間で解ける問題集などからはじめてみるといいと思います。最初から長文問題に挑戦してもネガティブなイメージがついてしまうので、無理なく取り組める問題から徐々にレベルアップをしていくことで自信が身につきます。
国語は全ての教科の土台となり、日常生活では自然に使うものです。
だからこそ、普段の生活から国語の学習につながるような声掛けをしてみたり、一緒に考えたり本を読んだりする環境をつくってみるといいと思います。
読解力と知識の定着が国語の苦手解消には欠かすことができませんので、地道にゆっくりと対策をしていくことをおすすめします。
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