苦手な算数を克服する3つの方法
<<苦手な算数を克服する3つの方法>>
小学生の嫌いな教科といえば「算数」が一番手に挙げられます。積み重ねが大切だからこそ基礎力をしっかりと培っていかなければいけませんし、ひとつのつまづきや理解不足で苦手意識が芽生えてしまう教科です。
数字を見るだけで嫌だなーと思ってしまったり、口癖のように算数が好きじゃないと言ってしまったりしていませんか?
実は一方で「算数が好き」と答える小学生が多い教科でもあるのです。
得意にも苦手にもなる教科だからこそ、積み重ねときっかけさえあれば「算数」が嫌いな小学生でも一気に好きな教科まで持っていくことができると思います。
3つの角度から苦手な算数を克服する方法
苦手な算数を克服するためのアプローチや学習法を3つの角度から考えていきたいと思います。
◆ 計算力を鍛える
計算力不足の場合はしっかりと計算力を培っていくことが必要です。やはり毎日習慣的に計算ドリルやプリントなどを取り組んでいくことが王道的な計算力を身につけていく学習法だと思います。その際に注意した生きたいのは、必ず計算ミスがあるということ。正確なコンピューターではありませんので必ず計算ミスは起きるものなのです。その計算ミスを咎めたり怒ったりしてしまうとますます算数嫌いになってしまいますので、間違えや計算ミスを子供と一緒に確認して再度問題を解いていくようにしてください。高学年になれば自分で丸つけをして間違えた問題や計算ミスを修正していくことができるように自主学習の習慣も身につけていきたいですね。やはり毎日の習慣で計算ドリルをすることは地味ですけどコツコツと計算力を伸ばしてくれます。
◆ 論理的思考力・整理力・国語力を鍛える
文章問題から必要な情報を読み取ったり、出題意図を理解して解答をしたり、順を追って式を組み立てたり、論理的な思考力や国語力の不足による苦手もあります。必要な条件や要素をどのように組み合わせて式をつくるかというような算数的な考え方。例えば子供に教える時に答えを言うのではなく、どうやって考えるのか、答えを導くための道筋などを教えてあげるようにしましょう。要は自分で考える習慣を身につけていくことが大切。たとえ結果(答え)が間違っていても、その過程や道筋を大切にする学びや指導法をしていくとよいでしょう。さらに国語力や読解力を身につけていくためには音読をすると効果的です。ほかの教科も相乗的に影響をしているので、バランスよく各教科の学びも進めていきたいですね。
◆ 空間認識力を鍛える
例えば図形問題はイメージが難しく、展開図や立体図形など空間認知力が求められる分野で算数嫌いになってしまう小学生も少なくないと思います。ブロック遊びや積木遊びなどをしてきた子供は空間認知力が高いと言われています。まずは簡単な問題や図形からイメージができるようにしていくようにしましょう。いきなり難しい図形をイメージしようとしてもイメージができませんので、簡単な図形からイメージができるように積み重ね、実際に自分で図形を描いてみたり、遊びのなかから空間認知力を高めていってもいいでしょう。
王道で地味ではありますが、毎日コツコツとドリルやプリントに取り組むことが実は算数を得意にする一番の近道だと思います。
実際にはやる気が起きなかったりイヤイヤやってしまうケースがあると思いますが、子供に寄り添い声がけをしながら親子で一緒に算数嫌いを克服していきましょう。
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