読書好きにするための家庭でのアプローチ

<<読書好きにするための家庭でのアプローチ>>

文部科学省の読書活動推進への取り組みもあり、実は子供の読書率が上がっているのをご存知でしょうか。

小学生読書率

小学4年生~6年生を対象にした調査の2017年と30年前の1987年を比較してみると、1ヶ月の平均読書冊は1987年6.8冊⇒2017年11.1冊と大幅な増加で、小学生同様に中学生も1.9冊⇒4.5冊、高校生では1.3冊⇒1.5冊と微増ながら読書率が上がっていることが分かります。

また、不読率(1ヶ月で読書した本が「0冊」と回答した割合)も1987年7.8%⇒2017年5.6%下がっていて、子供が本を身近に読んでいることが分かると思います。

しかし一部では「なかなか本を読んでくれない」「本を読む習慣が身につかない」といった家庭もあるでしょう。

そこで、子供が読書を好きになるための家庭でのアプローチを考えてみます。

子供を読書好きにする方法!

読書好き


・どんな本でもいいので興味があるものを読む

読書をする継続的な習慣をつくるうえで、まずは本を読むことを好きになってもらうことが必要。名作や学校の図書館に並んでいるものだけが本ではありません。読書の習慣をつくれない子供は、本を読むことが嫌いなのではなく興味や関心を示していないだけなのです。例えば子供が好きな図鑑や百科事典でもいいですし、マンガだって立派な読書の入り口だと考えてみましょう。本好きにするためにはまずは子供の知的好奇心を刺激する内容の本から与えてみてはいかがでしょうか。


・本屋で好きな本を選んでみよう

ルールを決めずに本屋で子供に自由に本を選ばせてみましょう。実際に手に取ってみると自分が知らなかったことや初めて出会うことに興味を惹かれます。自分が選んだ本だから「ちゃんと読もう!」という意欲も引き出せますし、本の面白さや楽しさを知ることができる一番の近道だと思います。選んだ本が子供が読みたい本なのですから、自由に本を選ばせてあげることが大切です。


・親子で読書の時間をつくってみる

本を読む時間をつくって落ち着いて読書をする環境を提供してあげ、本の感想や子供なりの考えを聞いてみるのもいいことだと思います。驚きや発見、自分の考えへの共感などから子供は成長をすることができますし、何よりも親子のコミュニケーションを本を通して充実させていくことができます。また親が本好きの子供は本が好きになる傾向が高いと言われています。


・読み終わらなくてもイイ!

本は全部読み終わらなくてもまったく問題ありません。いざ読んでみるとあまり面白くなかったりすることは大人だってよくあることです。面白くなかったり興味がなくなってしまった内容の本を読み続けることのほうが負担になり読書嫌いになってしまうでしょう。途中でやめていいんだと思えば気軽に読書をすることができるようにもなるので、「せっかく買った本だから最後まで読みなさい」ということはなしにしていこう。


読書をすることで語彙力や表現力といった国語や日本語の力が伸びるだけでなく、知識を伸ばし想像力・視野も広がり、論理的思考などの意識・行動にも良い影響を与えます。

なによりも本はとても素敵なもの。
より良い読書週間をじっくりと家庭から作っていきましょう。


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