通信教育の添削課題・添削指導とは?
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通信教育教材の特徴的なシステムのひとつが「添削課題」「添削指導」。
人の手による直接的な個別指導を受けることができる学習システムで、毎月教材で勉強したことの重点チェックとまとめ学習、理解度の確認をすることができます。
「添削課題」は毎月の学習を終えた月末に取り組むのが一般的。
メリット・利点を中心に小学生通信教育の添削指導について考えてみましょう。
「添削課題」のメリット
まずは「添削課題」「添削指導」のメリットについて。
●理解を深めてレベルアップができる
添削指導者(担任先生)による添削は単なる○×の判定だけではありません。間違えた問題は詳しい解法やアドバイスをして理解を促していくのは当然ですが、正解した問題でも類似問題や重点ポイントなどを丁寧に書き込んでくれるので理解を深めていくことができます。「添削問題」は全問正解することが目的ではなく、学んだことの理解の定着を目的にしている側面があります。
●個別の指導だからわかる!
教材では重要ポイントや大切な事を詳しく解説していますが、得意・苦手は個々で違うもの。「添削指導」は個々の理解度や得意・苦手に合わせて適切な指導を受けることができるのが大きなメリット。自分に合わせた個別指導で理解を深めていくことができます。
●やる気を引き出して継続的な勉強
毎月添削指導だけでなく、子供がやる気になる声掛けやアドバイスなどを書き込んでくれます。「○○が良かったね!」「○○が上手に出来たね」という良いところを褒めて伸ばす姿勢で添削をしているので、間違えた問題でも再度チャレンジしようという意欲がわきます。子供とのやり取りを通してやる気を引き出し、継続した勉強の習慣を定着させていくことがひとつの目的になっています。
●個別担任制で月をまたいだ成長も応援
基本的に小学生通信教育の「添削指導」は個別担任制になっています。1年間を通じて同じ先生が添削指導をするので、その月だけでなく月をまたいで成長していることを見逃さず褒めて伸ばしてくれます。自分の頑張りや成長したことを分かってくれるから先生との距離も近く毎月答案が返信されるのが楽しみになるでしょう。
●学習サイクルが作れる
毎月提出する「添削課題」はそれだけでも学習のサイクルをつくることができます。例えば提出課題に取り組む日から逆算して教材を勉強するように学習計画を立てたり、コンスタントな勉強をすることで提出課題に取り組むことができるようになります。提出課題が終わればその月の教材を全部終えることができ、また新しい月の教材で勉強することができるから計画的に学習習慣をつくっていくことができます。
添削課題は自分のペースで取り組もう
上記のようなメリットがある「添削課題」ですが、毎月ちゃんとできるか不安だという親御さんも多いと思います。
基本的にはその月に勉強したことが出題されるので教材を終えてから取り組むのが望ましいのですが、全部終わっていなくても添削課題にチャレンジすることはできます。だたその月の教材内容を履修してから取り組むことが基本ですのでなるべくなら教材を全部終えてから取り組むようにしよう。たとえ次の月にずれ込んでも添削指導をしてくれるので自分のペースで取り組めば問題ありません。
また、分からないところはテキストを振り返りながら問題を解いたりすることも問題ありません。本番のテストの用にチャレンジをしてもいいですし、分からないところは自分で調べて振り返りながら取り組んでもいいのです。この辺りはご家庭の方針で考えていけばいいと思います。
「添削課題」はいい点数を取ることだけが目的ではありません。学力の定着、個別指導、学習習慣、学習意欲の向上など多面的なメリットがあるシステムなので、家庭での取り組み方は様々だと思います。
「添削課題」を活用してより充実した家庭学習ができるような取り組みをしていこう。
添削課題のある通信教育
小学生通信教育で添削課題のある教材をピックアップ。
『Z会 小学生コース』
自分のレベルに合わせた学習内容で、 |
『スマイルゼミ』
タブレット型の通信教育。専用タブレットで多角的な学習ができる教材。 |
『小学ポピー』
歴史ある家庭学習教材! |