高学年だからそこしっかりと学習習慣を定着!
<<高学年だからそこしっかりと学習習慣を定着!>>
高学年になると徐々に学ぶ内容も難しく抽象的な単元が多くなってきます。
得意・苦手が表面にでてきますし、今までの積み重ねが大切になったりしてより一層自宅での勉強の取り組みが重要度を増していきます。
低学年で取り組んできた家庭学習とは段々に質が変わってくるのも高学年。今までは習慣づけのために取り組んでいた家庭学習も、高学年になると「授業の補完」や「理解の補足」などの学校授業だけでは不足をしてしまう個所を補ったり、個別の弱点や苦手の芽をつぶしていくなどの意味が大きくなってきます。
しっかりと学びの習慣をつくりながら中学校以降の家庭学習につながる土台をつくっていきましょう。
家庭学習で必要なこと
ある程度安定した学習習慣を定着させていくことは、今の学力の定着だけでなく将来や中学校以降の学力にも大きく影響をすると思います。学校の授業だけですべてを覚えたり理解することが徐々に難しくなってきますし、繰り返し学習や反復学習なども求められるので、家庭での学びの質や習慣がキーポイント。
高学年の児童が学習習慣を定着させていくために、取り組んでいきたいことや必要なことなどを考えてみましょう。
学ぶ環境をつくっていこう
まずは落ち着いて学ぶことができる環境をつくっていくことが大切です。
勉強机の周りが散らかっていたり、勉強をする場所がテレビなどでうるさかったりすると集中して勉強をすることができません。高学年になれば一定時間集中力も持続しますし、落ち着いて集中できる環境で学ぶことで効率もアップして効果的な学びのサイクルをつくっていくことができるでしょう。
勉強をする場所だけでなく時間や勉強をするツールや教材なども含めて環境をつくっていきたいですね。
学年×10分を目安に
小学生の学習時間の目安は「学年×10分」と言われています。
学年が上がれば集中力も高くなりますし、学習をする範囲も分量も多くなりますので、徐々に長時間勉強をしていくことが求められますね。
もちろん個人差もありますし例えば6年生だからと言って1時間ぶっ通しで勉強をするのは飽きてしまうこともあると思いますので、時間を区切って休憩を入れたり、朝30分・夕方30分というように無理のない学習計画のなかで取り組んでいくようにしたいですね。
体力面や意欲なども考慮して無理なく習慣的に学ぶことができるようにしていこう。
基礎や授業理解が基本
家庭学習で大切にしていきたいのは基本的な学習、授業や教科書内容の理解定着などの学びの土台となる部分。
難しい単元や複雑な分野も基礎の積み重ねや活用です。しっかりと基本的なことができていなければ応用的な問題を解くこともできませんので、基本を着実に定着させていくことを軸にした学習を進めていこう。
宿題+αの学びをする機会をつくり、個別の弱点や苦手に応じた復習や得意はさらに伸ばしていくような取り組みもおすすめです。
声掛けや見守りも大切
高学年になれば自主学習や一人で学ぶことができるようになってきます。
しかし、すべてを子供任せにするのではなく「どうかな?進んでる?」「どんなことをやっているの?」などの声掛けや、適切な距離感をもって自立を促しながら見守ることをしていきましょう。
高学年であっても保護者が勉強に積極的にかかわっていくことは、学習習慣をつくるうえでも非常に重要です。
宿題+αの学びをしていこう
宿題だけだとすぐに終わってしまったり、学校の課題とは違う角度から学ぶことができるような+αの学びを進めていくことがおすすめ。
通信教育は特におすすめの学習法で、安定した学びの習慣をつくるための工夫もたくさんありますし、意欲やモチベーションなどを伸ばしながら学びに向かう姿勢をしっかりと作っていくことができる。
学校の授業とは少し違う角度から復習や予習をすることもできますし、小学生が安定した学力と学びの習慣をつくっていくことができるように考えられた学習システムになっています。
コツコツと積み重ねていこう!
個人差がありますので、焦って無理やり学習習慣をつくろうと思っても思うようには進みません。
徐々に無理のないペースでコツコツと積み上げていくことが結果として大きな差となるものです。
学習時間を少しずつ増やしたり、今日はここまで!とページ数で区切ったりしながら、コツコツ毎日取り組んでいくことが結果として安定した学習習慣をつくっていくことになるのです。
体調面や意欲面を考慮した学びの環境をつくり、将来を見据えながら学習習慣をつくっていこう!!
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