高学年は間違えた問題を自分で見直す習慣をつけよう

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勉強

学年が上に上がると当然ですが難しい単元に取り組んでいくこととなります。

低学年のうちは授業のペースもそれほど早いわけではないのでゆったりと勉強ができていた子供でも、高学年になると授業だけではよく理解ができなかったりどんどん先に進んでしまって理解不足→苦手が出てきてしまうことがあります。

4年生ぐらいから苦手が表面に出てきやすくなるのは、難しい単元やおぼえることが増えるだけでなく理解の積み重ねができていないからです。

学校授業だけでは理解が追い付かないことを補強していくのは家庭での学び。

授業の復習だけでなく、間違えた問題を自分で見直していく習慣を身につけていくことで苦手の芽をしっかりとつぶしていきましょう。

自主性に任せながらサポート

勉強

誰でも最初からすべての問題を解くことができるわけではありません。授業で勉強したことでも理解ができていないことがあったり、覚えなければいけないことも多くなるのでテストでもドリルでも必ず間違える問題があります。

間違えたことがダメなわけではなく、むしろ間違えることで成長をしていくのです。

要は間違えた問題へのアプローチが大切で、間違えをそのままにしたりあいまいな理解のままできたつもりになっていると苦手の芽として残ってしまいます。


・間違えることはダメなことではない!

全部完璧に正解できることはありません。誰でも間違えがあるのでまずは子供にも間違えが悪いことではないという認識を与えてあげましょう。「間違えは誰にでもあること」だからこそその間違えへのアプローチが重要だということを知ることが自主的な見直しの習慣をつくっていきます。これは勉強面だけでなく生活においてもあてはまることだと思うので、間違えや失敗は成長のチャンスだということを親子で一緒に共有してみよう。


・自主性を大切にしながら声がけをしよう

高学年になってくると自分で考えて自分で行動をする場面も増えてきて、自主性を伸ばしていくことが求められると思います。なかなか行動ができない場合は声がけをして促すことも必要ですが、基本的には自主性に任せて「ここぞ」というタイミングで声がけをしていくことが望ましいと思います。そのためには学校での生活やその年齢での成長などについて知っておくこと、さらには子供の性格や生活などを理解しておくことが大切。そうすればゆとりをもって子供に接することができるようになり、自主性を伸ばしながら必要な声がけができると思います。


・具体的な間違えと原因を把握する

「この問題を間違えた」だけではなく、「この問題のここが理解できていないから間違えた」というような具体的な間違えを把握すること。そのうえでどこが原因なのかをはっきりさせると復習をしやすくなります。例えばケアレスミスで間違えたのか、それとも公式やと生き方がを知らなかったのかでは復習する内容も異なってきます。その習慣を子供に就けさせることで効率の良い見直しができるようになるので、最初は話しながら親が寄り添って教えてあげるのも効果的です。


・復習→再度問題を解く

間違えた問題を復習・見直しをしてそのままにするのではなく、必ずもう一度問題を解いてみましょう。しっかりと正解ができればいいですし、それでも間違えてしまう場合は再度見直しの必要があります。新しい疑問や原因がわかることもあるのでちゃんと理解ができているのか問題を解いて確認をすることまでが見直しです。できれば類似問題やドリルでの反復学習などもしていきたいですね。


小学生のうちに間違えた問題を自主的に見直す習慣を身につけておくことは、中学校以降の学力にも関係してくるほど大切な事だと思っています。

中学生になればより自主的な学びや家庭での勉強が学力差となってテストの点数に反映されることとなります。

高学年になったらその子供のペースでいいので間違えを見直す習慣を定着させていく取り組みをしていくようにしましょう。


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